おりさんのこと

数日休演されていた...おりさん(織山尚大くん)が復帰されたということで、ひとまず安心した。

こういうご時世なので、ご家族が濃厚接触者になられて待機になるとか、そういうことも日常起こりえることだけど、あまりにもドリボのおりさんの評判がよくて、きっと相当エネルギーをつかってるのではないか、限界なのではないかという心配をしていた。心配していると同時に大丈夫だとも思っているという不思議な感覚でいた。

わたしはなにを隠そうおりさんがすきだ!隠す必要もないけど、最近言っていなかったので、あらためて言うけどだいすきだ!感性とポテンシャルと芸術性を心底尊敬している。それと同時に疲れ果ててしまわないか心配している。脆そうだけど強くて、強そうだけど脆いというか儚い。あれだけ躍動感のあるダンスを踊り表現をする人に対して、儚いという言葉はちょっと違う気もするけど、儚さのなかに生きるエネルギーみたいなのがみなぎっている気がする。

ここまで文字をつらねて思ったけど、おりさんのなかに矛盾が矛盾としてではなく、対極なものが普通に存在していて、そこがおりさんの美しさを引き出してるのかもしれない。

おりさんから、明治の文豪のような、印象派の画家のような、近現代の作曲家のような感じをうけることがある。どちらにせよ、さくさく生み出すというよりは、生みの苦しみと向き合って向き合って芸術性の高いものを放出されるようなそんなイメージがある。

アイドルでありダンサーであり役者であるけど、そこの根底にはおりさんの表現に向かうポテンシャルが常に強く存在しているように思う。どうかそのポテンシャルが生かせるお仕事とのご縁と、おりさんが心底苦悩して疲れ果ててしまわないような環境づくりを、おりさんにかかわる大人のみなさんにはお願いしたいなと思う。

しばらくステージをみれてないけど、いつかおりさんのステージをみて、「さすがきいろくん(お名前がわからない時代にきいろのベストをきていたので)」とほめたたえたいと思う。そして、またいつかドラマでにしむらさんと共演してもらえたらと願い続けてます。